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まだ暑いのにインフルエンザ?今年は早くも流行入り。今から知っておきたいこと
まだ暑さが残る9月。
「インフルエンザは冬に流行するもの」
そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
ところが今年は、まだ夏の暑さが続く時期から患者が増え始めています。
東京都では、2026年8月17日~23日の1週間で、定点医療機関あたりの患者報告数が「1.49人」となり、流行開始の目安とされる「1.0人」を超えました。
昨年の流行入りは9月下旬だったため、今年は昨年より1か月以上早く流行が始まったことになります。
「まだ暑いから大丈夫」と思っていた方にとっては、驚きのニュースかもしれません。
なぜ今年はこんなに早く流行しているの?

専門家からは、いくつかの背景が指摘されています。
1.国内外の人の移動が増えたこと
夏休みは、旅行や帰省などで人の移動が活発になります。
また、日本が夏の時期には南半球は冬。海外ではインフルエンザの流行シーズンを迎えている地域もあります。
国内外を行き来する人が増えることで、ウイルスが持ち込まれたり、人から人へ広がったりする機会が増える可能性が指摘されています。
2.暑さによる換気不足
厳しい暑さが続くと、冷房の効いた室内で長い時間を過ごすことも増えます。
冷房を効かせるために窓やドアを閉めたままにしていると、知らないうちに換気が不十分になっていることも。
3.夏休み明けの接触機会の増加
9月は学校や園が再開する時期。
人と接する機会が増えることで学校や園で感染が広がり、家庭内へ持ち込まれることもあります。
4.昨シーズンのワクチン効果が弱まる時期との重なり
昨シーズンに接種したワクチンの効果が弱まる時期と、流行の波が重なった可能性も挙げられています。
「これが唯一の原因」というものはありませんが、大切なのは「今年はすでに流行が始まっている」という事実を知り、早めに対策を始めることです。
「冬になってから」ではなく、今からできる小さな備え

忙しい日々の中で特別な対策をするのは大変ですが、まずは基本を見直すことから始めましょう。
・こまめな手洗い
・意識的な換気と、適度な湿度を保つ
・十分な休養・栄養・水分補給
仕事や子育てに追われていると、「少しくらいの体調不良なら…」と無理をしてしまいがちです。
だからこそ、無理なく続けられる小さな習慣を重ねていくことが大切です。
毎日に“お守り”のど飴を。

季節の変わり目に、特にいたわりたいのが「のど」。
人の多い場所や換気が難しい場所へ行くときのために、バッグやデスクの引き出しに“お守り”として「のど飴」を忍ばせておくのもおすすめです。
通勤中や仕事の合間、子どもの送迎のついでなど、のどが気になったときにすぐ手に取れるものがあると、忙しい毎日でもセルフケアを続けやすくなります。
もちろん、のど飴をなめること自体がインフルエンザの感染を予防するわけではありません。
手洗いや換気などの基本対策を続けながら、自分の体調の小さな変化にも目を向けること。
「インフルエンザは冬のもの」というこれまでの季節感を少しアップデートして、今できる小さな備えから始めてみませんか?