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おさかなパウダーが溶けないのはなぜ?「溶けるだし」との違いと、まるごと栄養の秘密
毎日の味噌汁やスープづくりに便利な、粉末タイプのおだし。
使っていると、「お湯にさっと溶けるもの」と「混ぜても底に粉が残るもの」があることに気づきませんか?
同じ粉末なのに溶け方が違うのは、使われている原料や作り方、商品の目的に理由が隠れています。
今回は、「溶けるだし」と「溶けないだし」の違いや、おさかなパウダーを毎日のごはんにおいしく取り入れるコツをご紹介します。
「溶けるだし」と「溶けないだし」の正体

同じように見える粉末状のおだしでも、性質は異なります。
溶けるだし
顆粒だしなど、短時間で料理の味を整えられるよう、うま味エキスや調味原料などを使い、お湯になじみやすくつくられたものです。
溶けないだし
魚や昆布などの素材を細かく粉砕したものです。
自然の素材には、たんぱく質などの水に溶けない成分も含まれています。
そのため、細かな粉末になっていても、時間が経つと底に沈むことがあります。
つまり、
溶けるだしは、料理の味を手軽に整えるもの。
おさかなパウダーは、魚の素材を料理に加えるもの。
どちらが良い、悪いということではなく、役割が違うのです。
手軽に味が決まる「溶けるだし」の特徴
一般的な顆粒だしや粉末だしは、お湯にさっとなじみ、手軽に味を整えられるのが魅力です。
商品によって異なりますが、次のような原料が使われることがあります。
・食塩
・砂糖類
・かつおエキス
・酵母エキス
・たんぱく加水分解物
・調味料(アミノ酸等)
エキスやうま味を加える原料を組み合わせることで、忙しい日でも味を決めやすくなっています。
一方、食塩があらかじめ含まれている商品もあります。
さらにしょうゆや味噌で味を重ねることで、気づかないうちに塩分が多くなることも。
塩分を控えたい子どもの食事のためにも、だしの素に含まれる食塩相当量を確認し、味付けの量を調整してみましょう。
「無添加」だけでは分からない、だしの中身

食品を選ぶときに、食品添加物の有無を確認しているママも多いですよね。
酵母エキスやたんぱく加水分解物は、食品添加物ではなく、食品原料として表示されます。どちらも、うま味やコクを加え、料理の味を整えやすくするために使われるものです。
そのため、「添加物が入っていないか」だけでなく、何を使って、どのような味に仕上げている商品なのかまで見ると、どんな商品なのかが分かりやすくなります。
忙しい日は便利なだしに頼りながら、素材の味を楽しむ日もつくる。そんなふうに上手に使い分けてみましょう。
毎日の味付けが、子どもの味覚を育てます

だしの素は、食塩やうま味を感じやすい原料によって、手軽に料理の味を整えられる便利なもの。
ただ、はっきりとした味付けが続くと、素材から取ったやさしいだしを「薄い」「物足りない」と感じることもあります。
子どもの味覚は、毎日の食事を通して少しずつ育っていきます。
素材そのものの味や香りを楽しむ食事も大切にしたいですね。
「溶けない」からこそ分かる、おさかなパウダー3つのメリット

おさかなパウダーは、鹿児島県枕崎港で水揚げされたかつおの「赤色筋」を、そのまま細かく粉砕しています。
食塩や酵母エキス、食品添加物などは加えていません。
お湯に完全に溶けないのは、エキスだけを取り出したものではなく、魚の素材そのものを粉末にしているためです。
この「溶けない」特徴には、おさかなパウダーならではの3つのメリットがあります。
メリット① 魚由来の栄養をまるごと取り入れられる
かつおの赤色筋に含まれるたんぱく質や鉄、DHAなどを、素材ごと食事に加えられます。
だしの風味だけでなく、素材に含まれる栄養も一緒に取り入れられることが特徴です。
メリット② 余計な塩分や調味料を加えていない
食塩やうま味を加える調味原料を使用していないため、料理の味付けを邪魔しにくく、家族に合わせて塩分や味の濃さを調整できます。
味覚を大切にしたい子どもの食事や、塩分を控えたい家族のごはんにも取り入れやすいパウダーです。
メリット③ いつもの料理が「食べる栄養」に変わる
カレーや納豆、ハンバーグなど、普段の料理に混ぜるだけ。
魚を調理する手間をかけずに、かつお由来の栄養と香ばしい風味、コクを手軽にプラスできます。
「溶けにくさ」が気にならなくなるおすすめの使い方
① とろみのある料理に混ぜる

とろみがあると粉末が料理全体になじみ、沈殿や粉っぽさが気になりにくくなります。
・カレー、シチュー、ポタージュ
・あんかけ料理
・雑炊、おかゆ
② 粘りのある食材に和える

粘りのある食材なら、粉末を簡単になじませられます。
・納豆、とろろ、卵かけご飯
・ポテトサラダ、マヨネーズあえ
・チーズを使った料理
③ 料理に混ぜる

料理に混ぜ込めば、溶けにくさを気にせず取り入れられます。
・ハンバーグ、つくね
・から揚げの下味
・卵焼き、お好み焼き
・炊き込みご飯
味噌汁やスープに使うときのコツ
一度にたくさん入れず、少量ずつ加えてよく混ぜてみてください。
お椀の底に残ったパウダーは「栄養が詰まったおいしいトコロ」。
飲む直前にもう一度軽く混ぜて、最後までおいしく召し上がってくださいね。
便利なだしと溶けないだし、上手に使い分けよう
お湯に溶けるだしの素は、忙しいときでも料理の味を手軽に整えられる便利な調味料です。
おさかなパウダーは、お湯に溶かして味を決めるだしではなく、魚由来の栄養をいつもの食事に加えるためのだしです。
カレーやあんかけ、納豆、ハンバーグなど、粉末がなじみやすい料理から気軽に取り入れてみてくださいね。