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夏に気をつけたい高脂肪・低食物繊維の落とし穴。悪玉菌を増やさない食事とは?

暑い日が続くと、食事の準備がいつも以上に大変に感じますよね。

火を使いたくない日や、食欲がわかない日は、冷たいものやすぐ食べられるものに頼りたくなることもあります。 

ただ、こうした食事が続くと、知らないうちに
高脂肪・高カロリー・低食物繊維に偏りやすくなります。

そしてこの偏りが、腸内環境を乱すきっかけになることがあります。

腸内環境には、善玉菌と悪玉菌がいる

私たちの腸には、たくさんの腸内細菌がすんでいます。
善玉菌が元気に働いていると、腸内環境は整いやすくなります。

一方で、悪玉菌が増えすぎると、腸の中で体に負担となる物質が増え、腸の壁に負担がかかると考えられています。

腸は、栄養やミネラルを吸収する大切な場所。

夏バテ対策では、水分やミネラルを補うだけでなく、栄養を受け取る腸の状態を整えることも大切です。

夏にありがちな食事の偏りが、悪玉菌を増やすきっかけに

高塩分・高脂肪・高カロリー・低食物繊維

この4つが重なると、悪玉菌が増えやすい腸内環境につながります。

夏は、まさにこうした食事に偏りやすい季節です。

たとえば、
そうめんだけで昼食を済ませる。
朝はパンとコーヒーだけ。
暑いからアイスや甘い飲み物が増える。
夕食は惣菜や揚げ物で簡単に済ませる。

どれも、特別に悪い食事というわけではありません。

ただ、こうした食事が続くと、糖質や脂質、塩分は摂れていても、野菜・きのこ・海藻・豆類などに含まれる食物繊維が不足しやすくなります。

特に見落としやすいのが、さっぱりした食事でも食物繊維が足りないことがあるという点です。


便の色も、腸内環境を知るヒントに

腸内環境は、毎日の便の色からもある程度チェックできます。

理想的とされるのは、黄色〜明るい茶色に近い便。

一方で、焦げ茶色や暗褐色に近い便が続く場合は、腸内環境が乱れているサインかもしれません。 

 「最近、便の色が濃い日が続いている」
「においが強くなった気がする」
「お腹が重い感じがする」

そんなときは、食事内容を見直すきっかけにしてみましょう。

※暗褐色や黒っぽい便が続く場合、腸内環境の乱れだけでなく、消化器系の病気が関係していることもあります。
黒っぽい便や血が混じる便、腹痛、体重減少などを伴う場合は、早めに医療機関を受診してください。



腸内環境を整えるには「少し足す」ことから

腸活というと、何かを減らしたり、我慢したりするイメージがあるかもしれません。

でも、毎日の食事を完璧に整えるのは大変です。まずは「減らす」よりも、足すことから始めてみましょう。

たとえば、
そうめんに、わかめやきのこを足す。
パンの日に、野菜たっぷりのスープを添える。
惣菜の日に、きのこや海藻の小鉢を足す。
ごはんに、雑穀やもち麦を混ぜる。

こうした小さな工夫で、食物繊維やミネラルを少しずつ増やすことができます。

食物繊維は、善玉菌のエサになります。
善玉菌が元気に働きやすい環境をつくることが、悪玉菌を増やしすぎない腸内環境づくりにつながります。

夏の腸活は、食物繊維を忘れないこと

夏の食事は、知らないうちに高脂肪・高カロリー・低食物繊維に偏りやすくなります。

腸内環境を整えるためには、悪玉菌を増やしやすい食事を続けすぎず、善玉菌のエサになる食物繊維を少しずつ足すことが大切です。

きのこ、海藻、豆類、雑穀などを、いつもの食事に少しプラスする。
それだけでも、夏の腸活は始められます。

次回は、「日本人は食物繊維が足りていない?腸内細菌のエサを増やす夏の食事習慣」についてお伝えします。