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腸活アップデート【第4回】カギは「発酵性食物繊維」だった

前回、短鎖脂肪酸は腸内細菌がつくる成分だとお話ししました。

では、その材料は何でしょう?

答えは、食物繊維。

でも、ここで少しだけ“アップデート”があります。

食物繊維なら何でもいい?

これまで食物繊維は、
 ・水溶性
 ・不溶性

という分け方で語られてきました。

けれど最近は、腸の中で「発酵するかどうか」という視点が注目されています。

発酵性食物繊維とは?

発酵性食物繊維とは、
・腸内細菌のエサになり
・腸の中で発酵して
・短鎖脂肪酸をつくる材料になる

食物繊維のこと。

ただ“通過する”のではなく、腸の中で働きを生む食物繊維です。

善玉菌をとるだけでなく、その菌が元気に働くための材料があること。

それが腸活の土台になります。

発酵性食物繊維の代表格「イヌリン」

発酵性食物繊維のひとつに、イヌリンがあります。

イヌリンは、ごぼう、玉ねぎ、菊芋などに多く含まれる成分。

腸内細菌のエサになりやすく、短鎖脂肪酸をつくる材料として知られています。

どんな食材を意識する?

発酵性食物繊維を含む食材には、
 ・海藻
 ・豆類
 ・大麦
 ・ごぼう
 ・玉ねぎ
 ・きのこ
 ・菊芋
などがあります。

とはいえ、「全部を毎日そろえるのは大変…」ですよね。

まずは、いつもの食事に“少しプラス”することから。
 ・白米にもち麦を混ぜて炊く
 ・ときどき玄米や全粒粉入りのパンを選ぶ
 ・みそ汁に海藻やきのこを少し多めに入れる

完璧を目指さなくて大丈夫。
小さな積み重ねが、腸の工場をじわっと動かします。

腸活のポイントは「育てる」

これまでの腸活は、「良い菌をとること」に注目してきました。

でも今は、
 ✔ 菌をとる
 ✔ 菌を育てる

両方が大切だと考えられています。

発酵性食物繊維は、その“育てる”役割を担っています。

無理なく、続けられる形で

発酵性食物繊維を一度にたくさん摂ろうとすると、
どうしても量が必要になります。

無理に食事量を増やすより、
日常の料理の中で少しずつ取り入れることを意識してみましょう。

それでも忙しくて難しいときは、
発酵性食物繊維を含む食材があらかじめ組み合わさった食品
活用するのもひとつの方法です。

たとえば、菊芋由来のイヌリンをはじめ、昆布や椎茸などの食材を含む「365毎日おだし」のように、料理にさっと加えられる形なら、特別な準備をしなくても取り入れやすいのでおすすめ。

完璧でなくても大丈夫。毎日の食事の中で“少しずつ”続けること。
それが、腸活アップデートの第一歩です。