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不溶性食物繊維vs水溶性食物繊維~腸内環境を整えるための賢い選択とは?

「昔は気にならなかったのに、年齢を重ねるにつれて便秘が気になるようになった…」
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
特に女性は、月経前や妊娠中、更年期といったホルモンバランスが変化するタイミングで便秘を感じやすくなる傾向があります。
それに加え、日々のストレスや不規則な生活も、便秘の原因になりやすいもの。女性にとって便秘は一時的な不快感ではなく、生活に影響を与える厄介な悩みになりやすいのです。

今回は、腸内環境を整え、便秘改善に役立つ食物繊維について、より効果的な摂り方をお伝えします。

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の違い

食物繊維には大きく分けて「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。それぞれの違いを見てみましょう。

食物繊維の種類特徴メリットデメリット
不溶性食物繊維×水に溶けない。
胃や腸で膨らんで便のかさを増やす。
◎腸の働きが活発な人。
排便をスムーズにサポート
×便秘がちな人。
長期的な便秘を引き起こすことがある。
水溶性食物繊維◎水に溶ける。
ゲル状になり、便を柔らかくし腸内を優しく通過。
◎毎日少量ずつの摂取が良い。
善玉菌のエサとなり、腸内フローラの改善サポート。
×短期間・大量摂取は良くない。
軟便になりやすい。

なぜ便秘がちな方に「水溶性食物繊維」が向いているのか

便秘がちな方にとっては、不溶性食物繊維よりも、水溶性食物繊維の方が腸内環境に優しい選択肢です。
不溶性食物繊維は腸で膨らむことで便のかさを増やしますが、腸の動きが活発でない場合にはかえって便秘が長引く原因になります。一方で、水溶性食物繊維は便を柔らかくしながら腸内をゆっくりと通過してくれるため、腸に優しく、長期的に便秘の改善をサポートしてくれます。

水溶性食物繊維を「毎日少しずつ」摂るために

水溶性食物繊維は、一度に摂るのではなく、毎日少しずつ摂るのがポイントです。毎日続けやすい方法として、「365毎日おだし」を使った具無し味噌汁が最適です。

朝のルーティンに!具無し味噌汁でスタート

朝、温かい具無し味噌汁と一緒に水溶性食物繊維を摂ると、腸の働きをサポートしてくれる効果が期待できます。

365毎日おだし」には、水溶性食物繊維を豊富に含む菊芋寒天をはじめ、かつお、煮干し、昆布、緑茶などが含まれており、腸にやさしい成分がたっぷり。国内産の無農薬素材が使われているので安心して続けられます。

【作り方】

 材料
  ・味噌、「365毎日おだし」 大さじ1、お湯 100~150ml
 手順
  ・お湯に味噌と「365毎日おだし」を入れて、よく混ぜて出来上がり

腸内環境を整える水溶性食物繊維を習慣に

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の違いを理解し、自分に合った摂り方で腸内環境を整えることが大切です。特に便秘がちな方には、毎日少しずつ摂れる「365毎日おだし」を使った具無し味噌汁がおすすめです。毎日の食事で腸内環境を整え、より快適な毎日を目指してみましょう!