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花粉症とナリルチン|「入っている」より「どれくらい?」に着目した理由

花粉の季節になると、「じゃばらがいいらしい」そんな声を耳にすることが増えてきました。

実はこの話、ここ最近始まったものではありません。
2000年頃、和歌山県北山村のじゃばらを購入していた人たちの間で、「花粉の時期に、なんとなく調子がいい気がする」という声が、口コミとして少しずつ広がり始めました。

その声をきっかけに、北山村では「なぜそう感じる人がいるのだろう?」という疑問が生まれ、じゃばらに含まれる成分の研究が進められることになります。

そして2005年、大学による臨床試験の中で、じゃばらに含まれる ある成分 が、花粉の季節と関係している可能性が示されました。
それがナリルチンです。

ナリルチンとは?

ナリルチンは、柑橘類に含まれるポリフェノールの一種です。

数ある柑橘の中でも、じゃばらにはこのナリルチンが多く含まれていることが知られており、特に 果皮部分に多い成分 として研究が進められてきました。

近年では、花粉との関係についても複数の研究報告が出ており、「じゃばら=ナリルチン」という認識が少しずつ広がっています。

「入っている」だけでは足りないかもしれない?

ナリルチンについて調べていくと、ひとつ気になってくるのが「どれくらい摂るのか?」 という点です。

成分の名前を知っていても、含まれている量が極端に少なければ、体感につながりにくい可能性があります。

私たちが参考にした研究データの中には、
 ・ナリルチンを1日10mg摂取すると、約2週間で症状が和らぎ始める
 ・1日30〜50mg摂取すると、2〜3日で効果を感じ始める

といったように、摂取量の違いに着目した報告がありました。

そこから見えてきたのは、「一度にたくさん摂る」ことよりも、ある程度の量を、継続して摂ることが大切 という考え方です。

実は、市販のじゃばら製品のナリルチン量はとても少ない

市販されているじゃばら関連の商品を見てみると、
 ・ナリルチン量が表示されていない
 ・1袋あたり10mg以下
といったケースも少なくありません。

もちろん、それぞれの商品には設計意図があります。

ただ、「ナリルチンを意識して摂りたい」と考えたとき、含有量が分からない、またはごく少ないというのは、選ぶ側にとって判断が難しい点でもあります。

私たちが「1日50mg」に着目した理由

じゃばらのど飴を作ると決めたとき、最初に悩んだのがどれくらいのナリルチンを配合すればいいのかという点でした。

せっかく作るなら、 「なんとなく入っている」ものではなく、ナリルチンという成分に、きちんと向き合った設計にしたい。

一方で、じゃばらは希少な果実であり、原料コストとのバランスも重要な課題です。

そこで私たちは、これまでに発表されている研究データを改めて確認し、日々のケアとして無理なく続けられる量 として、「1日の目安を50mg」という設計に着目しました。

5粒設計にした理由

次に考えたのが、その量を、どうやって摂ってもらうかという点です。

一度にまとめて摂るのではなく、日常の中で自然に取り入れられること。
それが、食品として大切にしたかったポイントでした。

そこで私たちは、
 ・1粒あたり約10mgのナリルチンを配合
 ・1日3〜5粒を目安にする

という設計を採用しました。

毎日の習慣として続けたい方は3粒、

花粉の季節にしっかり意識したい方は5粒。

体調や生活スタイルに合わせて調整できる、「続けやすさ」を優先した考え方 です。

食品だからこそ、できること
ナリルチンは医薬品ではありません。

だからこそ、「一時的に頼るもの」ではなく、日々のケアのひとつとして、
コツコツ取り入れてもらえる設計を大切にしました。

花粉の季節に向けて、自分の体調や生活リズムに合った形で
取り入れるきっかけになればうれしいです。

次回の記事では、
「なぜ果皮を使っているのか」「メントールと組み合わせた理由」「北山村のじゃばらを選んだ背景」 など、私たちの設計の考え方について、もう少し詳しくお話しします。