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のど飴は“お守り”になる? ― 唾液のチカラで喉をうるおす、季節の変わり目のセルフケア ―

朝晩の空気がひんやりしてくると、「あ、のどが少しイガイガするな」と感じること、ありませんか?
乾いた空気やエアコンの風、人が多い場所など、私たちの喉は想像以上に過酷な環境にさらされています。

そんなとき、カバンの中にのど飴がひとつあるだけで、なんだか安心しますよね。
実はこの“安心感”には、ちゃんと理由があるんです。

飴をなめるだけで、のどがうるおう仕組み

のど飴を口に入れると、自然と唾液が分泌されます。
この唾液には、私たちののどを守るための2つのはたらきが備わっています。

① 唾液による“保湿”
ひとつは、のどや口の中をうるおす保湿のはたらきです。
唾液に含まれる「ムチン」というネバネバした成分が、のどの内側をやさしく包み込み、乾燥によるイガイガ感やチクチクをやわらげてくれます。

飴をなめて唾液を出すことは、のどに薄い“うるおいの膜”を張るようなもの。
空気が乾く日も、のどをしっとりと快適に保ってくれます。

② 唾液による“バリア機能”
もうひとつは、外からの刺激やウイルスなどをブロックする防御のはたらきです。
唾液の中には、もともと体を守る成分がいくつも含まれていて、のどの表面に“見えないバリア”をつくってくれます。

乾燥していると、ホコリやウイルスが付きやすくなりますが、唾液がしっかり出ていれば、そのリスクをやわらげることができます。
のど飴は、そんな自然のチカラを引き出す“きっかけ”になる存在なんですね。

つまり、のど飴をなめるという行為は、
「うるおいを与える」と「守る」、その両面からのどをいたわること。
ほんの一粒でも、体を思いやる小さな習慣になります。

季節の変わり目に、のど飴を“お守り”に

のど飴をなめる時間は、実は“心をゆるめる時間”でもあります。
口の中で飴がゆっくりと溶けていくあいだ、私たちの体はリラックスのスイッチを入れてくれるんです。

甘みを感じると、脳ではセロトニンという「しあわせホルモン」が分泌され、気持ちを穏やかに整えるはたらきが生まれます。
また、飴をなめるときのゆるやかな舌やあごの動きが、副交感神経(リラックスを司る神経)を刺激し、呼吸が自然と深くなります。

のど飴のやさしい甘さや香りは、のどをうるおすだけでなく、心までやわらげてくれるもの。
外出先でふと息をつきたいとき、仕事の合間に一粒口に含むだけでも、気持ちが少し軽くなるはずです。

今日からできる、小さな“のどケア習慣”

気温差や乾燥、環境の変化などで疲れが出やすい季節の変わり目。
のど飴は、のどを守り、心をほどく、小さなお守りのような存在です。

ちょっとした外出のときや、仕事の合間にひと粒。
その小さな“ひと呼吸”が、今日のあなたをやさしく守ってくれるかもしれません。
毎日の暮らしの中で、そんな小さな習慣を大切にしていきたいですね。

最近は、自然素材を使ったのど飴も増えています。
昔の人が体を守る知恵として使ってきた植物には、今に受け継がれる理由があります。
次回は、そんな自然素材のひとつひとつに込められた知恵をひもときます。