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鉄分は“何を選ぶか”で決まる!驚くべき吸収率の違いとは?

鉄分は、不足すると貧血やだるさ、集中力の低下など、さまざまな不調につながる栄養素。
とくに女性や成長期の子どもでは、積極的な摂取が推奨されています。

でも、「鉄分サプリって、本当に効くの?」そんな疑問を持ったことはありませんか?

実は、“どんな鉄か”によって、効果は大きく変わります。

「吸収率」で見えてくる違い

ひとことで「鉄分」と言っても、食品やサプリメントに使われている鉄には、大きく分けて2つの種類があります。
 ・ヘム鉄:肉や魚など、動物性食品に含まれる鉄
 ・非ヘム鉄(ピロリン酸第二鉄など):野菜やサプリに含まれる鉄

中でも「ピロリン酸第二鉄」は、多くの鉄分サプリや栄養補助食品で使われている鉄のひとつ。添加物として加工された鉄分で、コストや扱いやすさの面から選ばれています。

一方、ヘム鉄は肉や魚由来の天然の鉄分。食品にもともと含まれている鉄なので、自然で、体にもなじみやすいとされています。

ここで注目すべきは「吸収率」の違いです。

ヘム鉄の吸収率はピロリン酸第二鉄の2〜3倍
ヘム鉄は、少量でもしっかり吸収されるため、体の負担が少なく、かつ、効率的に鉄分を補給できます。

添加物で吸収を助ける? それって本当に体にいい?

「鉄分を効率よく摂れるなら、どんな形でもいいじゃん。」そう思われがちですが、立ち止まって考えてみてほしいことがあります。

ピロリン酸第二鉄は、加工された成分で、食品添加物としてサプリや栄養補助食品に使われています。
そのはたらき自体は確かにありますが、吸収を助ける目的の添加成分が一緒に使われることも多く、意図せずいろいろな成分を摂ってしまう可能性もあります。

もちろん、すべてが悪いというわけではありません。
でも、「鉄分を摂りたいのに、体に負担になる添加物を摂っていないかな?」と、立ち止まって考えてみるきっかけになるかもしれません。

「体に良いもの」を選ぶってどういうこと?

栄養成分を“数字だけ”で見てしまうと、「たくさん入っている方が良さそう」と思いがちですよね。
でもその裏には、吸収効率の低い成分を補うための添加物や、味をごまかす甘味料が使われていることもあります。

なないろ彩園の理念

私たちは、こう考えています。
「体に良い栄養素が入っている」”だけ”では、 本当の意味で“体にいい”とは言えないのでは?

栄養を摂っているつもりなのに、体に負担をかけるものまで取り込んでしまっては本末転倒なのでは?
だからこそ、 一つの栄養素だけに注目するのではなく、“トータルで体に良いか”という視点に立って、商品選びをしています。

ヘム鉄が選ばれる理由

ここで、あらためてヘム鉄のメリットをおさらいしておきましょう。

✅ 吸収率が高い
ヘム鉄は、腸からの吸収効率が高いため、必要量がしっかり体内に取り込まれます。

✅ 食事内容に左右されにくい
ピロリン酸第二鉄と違い、ビタミンCとの併用は不要。忙しくて食事のバランスがとりにくい方でも、ムリなく鉄分をとり入れられます。

✅ 鉄臭さが少なく、食品としても取り入れやすい
良質な肉や魚由来の鉄はクセが少なく、普段の食事に自然に取り入れやすいのが魅力です。

✅ 過剰摂取のリスクが低い
吸収率が高いため、必要以上に摂取する必要がなく、胃や腸への負担が少ないと言われています。



鉄分は「何から摂るか」も大事です

鉄分をしっかり摂ろうと思うと、つい「どれくらい入っているか」ばかり気にしてしまいがち。
でも実は、“どうやって摂るか”も、体にとってはとても大切なことなんです。

毎日のことだからこそ、体にムリなく、安心して続けられる方法を選びたいもの。

たとえば、買い物のときに原材料表示を見て、 「これ何だろう?」と思う名前がたくさん並んでいたら、少し気にかけてみる。そんな小さな意識が、自分や家族にやさしい選択につながります。