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DHAはどれくらい必要?年齢ごとの目安量と、毎日続けるために知っておきたいこと
「DHAが大事」ということはなんとなくわかっていても、
「じゃあ、自分にはどれくらい必要なの?」
「子どもや高齢の家族は?」といった疑問を感じたことはありませんか?
この記事では、DHA+EPAの年齢別の摂取目安量と、その背景にある理由をわかりやすくまとめました。
まずは自分や家族に必要な量を知ることから始めてみましょう。
DHAって、どんな栄養素?

DHA(ドコサヘキサエン酸)は、青魚などに多く含まれるオメガ3脂肪酸。
体内ではほとんど作ることができないため、食事からの摂取が必要不可欠な栄養素です。
とくに注目されているのが、脳との関わりです。
脳の約6割は脂でできており、その中でもDHAは神経細胞をつなぐ大切な場所に多く含まれています。
このDHAが、脳の中で情報をスムーズにやりとりする手助けをしてくれるのです。
そのため、記憶力や集中力の維持、神経機能のサポートにも深く関わっているとされ、成長期の子どもから高齢者まで、幅広い世代で注目されている栄養素となっています。
年齢別にみる、DHA+EPAの推奨摂取量とその理由
※厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」のn-3系脂肪酸の目安量をもとに、年齢層をグループ化し、男女別に整理したもの。
※DHA単体での摂取目安量はなく、DHAを含むn-3系脂肪酸の目安量を記載しています。

なぜ、DHAは「毎日」摂るべき?
DHAは一度にたくさん摂っても、体に貯めておけません。
だからこそ、毎日少しずつとり続けることが大切です。
ところが、現代の食生活では魚を食べる機会が減っており、意識しないとDHAは不足しがち。
まずは「魚を食べる日」をつくることから始めてみましょう。
DHA習慣、こんな工夫で取り入れやすく

たとえば…
朝食にしらすや鮭フレークを添える
サバ缶やお刺身をプラスする
フライパンで焼ける塩サバや塩鮭を夕食の一品に
DHAが多く含まれる食品(例:おさかなパウダーなど)を活用する
忙しい日でも手軽に取り入れられる工夫があると、無理なくDHA習慣を続けやすくなります。
必要量を知ることが、第一歩
DHAの必要量は、年代やライフステージによって異なります。
成長期の子ども、働き盛りの大人、認知機能が気になるシニアまで、それぞれに理由があるからです。
「自分にとって、どれくらい必要なのか?」を知ることが、日々の食事を見直すきっかけになります。
また、たとえ少量でも、続けることが未来の健康を守る一歩になります。
まずは知ること。そして、自分に合ったやり方で、少しずつDHAを取り入れてみることからはじめてみませんか?
次回は、「DHAを食品でとる?サプリでとる?それぞれのメリットと注意点を比較」
目的やライフスタイルに合わせたDHAのとり方をわかりやすく紹介します。