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じゃばらのど飴ができるまで③「理想の飴への挑戦」〜研究データをもとにした配合量の決定〜

1. どのくらいのナリルチンを配合すればいいのか?

じゃばらのど飴を作ると決めたものの、最初にぶつかったのは配合量の問題でした。

「どれくらいのナリルチンを入れれば、しっかり実感できるのか?」

せっかく作るなら、「なんとなく入っている程度」ではなく、確かな実感が得られる配合量にしたい。
しかし、じゃばらは希少な果実でコストも高いため、効果とコストのバランスをどう取るかが課題でした。

2. 研究データが導き出した「最適な配合量」

そこで、もう一度ナリルチンの研究データを徹底的に調べ、具体的な数値を探しました。

  • ナリルチンを1日10mg摂取すると、約2週間で症状が和らぎ始める
  • 1日30〜50mg摂取すると、2〜3日で効果を感じ始める

「なるほど、続けて摂ることが大事なんだ」

そこで決めたのが、
「1粒にナリルチンを10mg配合し、1日3〜5粒食べる設計にする」 という方針でした。

これなら、毎日続けることで効果を感じやすく、短期間で実感したい人は1日5粒を目安にすればいい
ようやく、じゃばらのど飴の方向性が明確になりました。

3. コストのバランスをどう取るか?

ナリルチンの高配合を決めたものの、その分コストが大きな課題になりました。
じゃばらは希少なため、高配合にすると原料コストが跳ね上がるのです。

では、どこでバランスを取るか?
私は、はっきりと決めていました。

ナリルチンの配合量には妥協しない
人工甘味料・着色料・保存料を使わず、安心して食べられるものにする

その代わりに、削る部分を明確にしました。

パッケージはシンプルにし、余計な装飾を省く
中身の品質を最優先し、見た目より実感できるのど飴にする

「本当に求められているのは、見た目の華やかさではなく、しっかり実感できる成分を届けること」

こうして、ナリルチンの高配合を最優先し、無駄なコストを削る選択をしました。

4. いよいよ試作へ

「のど飴だからこそ、スッキリした味にしたい」
「甘さを控えめにしつつ、じゃばらの苦味が強すぎないバランスにしたい」

こうして、じゃばらの良さを最大限に活かしつつ、毎日食べやすい味にするための試作が始まります。

試作30種類以上、2ヶ月間の試行錯誤―
本当に納得できる味を作るまでの苦労とは?

次回、「試作の壁」
理想ののど飴を形にするまでの奮闘をお届けします!