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じゃばらのど飴ができるまで①「花粉症の苦しみからの決意」〜本当に欲しい飴を作りたかった〜

1. 声を使う仕事なのに、花粉症に悩まされる日々
私は20年以上、ブライダル司会者として働いてきました。
新郎新婦の幸せな瞬間に立ち会い、言葉で会場を包み込む―そんな素敵な仕事です。
ですが、花粉の季節はつらいものでした。
鼻が詰まると声がこもり、喉の調子も万全ではありません。
「今日の大切なシーン、ちゃんと声が出るかしら…?」
そんな不安を抱えながら、マイクを持つ日々でした。
薬を飲めば症状は和らぎますが、副作用が気になることも。
この仕事を続けていくうえで、「できるだけ自然な方法で花粉症と付き合いたい」という思いが強くなっていったのです。
2. ある日、運命の出会いを果たす

そんな時、ふと目にしたのが和歌山県・北山村の希少な柑橘『じゃばら』でした。
じゃばらには、花粉症の症状を和らげる効果が期待される「ナリルチン」という成分が豊富に含まれているそうです。
さらに、大学の研究でもその効果が実証されていました。
「こんな果実があるなんて!」
しかも、じゃばらは天然の果実。
食品添加物に敏感な私でも、安心して取り入れることを知り、
「こんなに素晴らしいものが、まだ世の中に広まっていないなんて…!」
じゃばらの生命力に心を奪われ、もっと深く知りたいと思うようになりました。
3. もっとナリルチンを配合したのど飴が、なぜないのか?
じゃばらの素晴らしさを知り、次々と市販のじゃばら飴を試してみました。
ですが、どれも普通の飴で、「効いた気がしない」という印象でした。
「じゃばらをしっかり摂れるのど飴があれば、どれだけ助かるだろう…」
なぜ、そういう商品がないのか調べてみると、理由はすぐにわかりました。
それは、コストの問題。
じゃばらは生産量が少なく原価が高いため、
たっぷり配合すると、販売価格も上がり、企業の利益が減ってしまいます。
控えめに配合した方が、コストを抑えられるのです。
でも、それでいいのだろうか?
「花粉症に悩む人のために作るなら、しっかり効くものを作るべきでは?」そんな思いが、私の中でどんどん膨らんでいきました。
4. 「ないなら、自分で作ろう!」
私は決めました。
「じゃばらをたっぷり配合した、今までにないのど飴を作ろう」
「一消費者として、本当に欲しいものを自分で作ろう」
そうと決まれば、もう動き出すしかありません。
こうして、私の「理想ののど飴」を作る挑戦が始まったのです。
次回、「じゃばらという希望との出会い」
本当に納得できるのど飴を作るため、試行錯誤の毎日が始まります。