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体をサビさせない！ファイトケミカルで始めるエイジングケア
日々の家事や仕事、子育てで忙しく、ストレスを抱えることも多い皆さん。これからも健康で美しく過ごすために「ファイトケミカル」を食生活に取り入れて、エイジングケアを始めませんか？
活性酸素を抑えて、体をサビから守ろう
人間は酸素を取り入れて生きていますが、その一部は「活性酸素」となり、ウイルスや細菌から体を守ります。しかし、偏った食生活やストレス、不規則な生活などで活性酸素が増えすぎると、肌や体内の細胞を傷つけてしまうことも。
こうして体がサビつくことが老化の原因にもつながります。
そこで役立つのが、植物が持つ抗酸化パワー「ファイトケミカル」。
毎日の食事にファイトケミカルを取り入れることで、体のサビを防ぎましょう。
ファイトケミカルってなに？
植物は動けない分、紫外線や害虫などさまざまな脅威から身を守るために「自分を守る武器」を持っています。この武器が「ファイトケミカル」です。
「苦み」「渋み」「辛み」「色」「香り」などにその力が詰まっており、私たちが食事で取り入れると、抗酸化力が高まり、エイジングケアに役立つことも。
ファイトケミカルが豊富な食材と選び方
ファイトケミカルは多くの野菜や果物に含まれていますが、特にエイジングケアにおすすめのものは次のようなものです。
- トマト（リコピン）：美肌をサポートし、加熱でパワーアップ。
- ニンジン（ベータカロテン）：肌の健康を守る。
- カボチャ（カロテノイド）：ハリのある肌をサポート。
- ショウガ（ジンゲロール）：体を温め、血流促進。
- 大豆（イソフラボン）：女性の味方、肌のハリに効果的。
オーガニック野菜や旬の野菜は特にファイトケミカルが豊富です。また、色が濃い野菜ほどファイトケミカルが多い傾向にありますので、鮮やかな色の野菜を選ぶと良いでしょう。新鮮な野菜ほど成分がしっかり残っていますので、できるだけ地元で採れたものがおすすめ。
ファイトケミカルを効果的に摂る方法
ファイトケミカルは加熱しても効果が失われにくいので、スープや煮物にしてもOK。冷え込む秋冬には体が温まるメニューで、無理なく毎日取り入れましょう。
ファイトケミカルたっぷりの基本スープレシピ
エイジングケアにぴったりの「基本の野菜スープ」をご紹介します。
旬の野菜を４～６種類用意し、１種類以上緑の野菜を入れることがおすすめ。
材料（2人分）
・にんじん：1本
・玉ねぎ：1個
・キャベツ：1/6個
・かぼちゃ：1/8個
作り方
１．にんじんと玉ねぎは皮ごと細かく刻み、キャベツとかぼちゃは食べやすい
大きさに切ります。
玉ねぎの皮はだし用に別にしておくと香りが増します。
２．鍋に野菜とかぶるくらいの水（約1.5～2L）を入れ、強火で加熱。
沸騰後、弱火で20分ほど煮ます。
かぼちゃは煮崩れしやすいので、沸騰してから加えてください。
まずは野菜の旨味が溶けだしたスープをそのまま飲んでみてください。
塩や出汁で味を調整したり、お好みでお肉や別の野菜を加え、具だくさんスープにアレンジしても美味しいですよ。
保存方法
スープが余ったら冷凍保存もおすすめ。解凍する際に野菜の成分がさらに溶け出し、効能もアップ。冷凍室で約2週間保存可能です。
ファイトケミカルを毎日の習慣に
ファイトケミカルを日々の食事に取り入れて、体の内側から美しさをサポートしていきましょう。忙しい日々の中でも、手軽にエイジングケアを始めてみてくださいね！
